ブータンの歴史

人類がこの地にたどり着いたのは氷河期が終わった頃だと考えられています。歴史は、グルリンポチェ(パドマサンバヴァ)がブータンを訪れて、僧院を設立したことで仏教が到来した、7世紀から始まります。

ブータンの美しい街並み

1865年、イギリスとブータンはSinchulu条約を締結し、ブータンは一部の領土をイギリスに譲渡することで毎年補助金を受け取ることになりました。イギリスの影響下で、1907年に君主制が確立されました。イギリスがブータンの内政に干渉しないことに合意する一方、ブータンの外交に関してはイギリスに委ねることになりました。この役割は、1947年以降、独立後のインドに引き継がれました。2年後、公式なインド・ブータン協定によりイギリスに併合されていたブータンの領土が返還されました。

2006年12月、グミ・シンゲ・ワンチュク国王は、長男のジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク王子に権力を譲渡しました。これにより、彼に5代目国家元首の称号を与えられました。正式な戴冠式は2008年11月に行われました。また、5代目国王はボストンとオックスフォードで教育を受けており、その国際感覚に国民から尊敬が集まっています。

気候

狭い国土にもかかわらず、ブータンの天候は北部と南部によって異なり、谷を経るごとにも違いがあります。また、標高によっても違った表情を見せます。

北部は年中雪で覆われています。ブータンの西部、中央部、東部(ハ、パロ、ティンプー、ワンデゥ、トンサ、ブムタン、タシ・ヤンツェ、ルンツェ)では、ヨーロッパの気候に似ています。11月から3月の間は冬にあたります。しかし、プナカは例外的で谷底に位置し、夏は暑いですが、冬は快適です。

インドと隣接するブータン南部は亜熱帯気候で、暑く湿気が多い地域です。モンスーンはインド北部に影響を及ぼしますが、ブータンには影響を及ぼしません。夏の数ヶ月は、主に夕方にわか雨が発生し多湿の傾向があります。春と秋は快適である一方、冬はとても乾燥します。

Bhutan in Winter

冬のブータン

日本と同様に4つの異なる季節に分けることができます。南部地域の気温は、冬場(12月〜2月)の15℃から夏場(6月〜8月)の30℃の間で推移します。ティンプーでは、1月の-2.5℃から8月の25℃の間で、降雨量は100mmです。高山地域の平均気温は、冬が約0°Cで、夏には10°Cに達する程度です。平均350mmの雨が降ります。降水量は標高によって大きく異なり、地域によって様相は大きく変わります。

ブータンの都市

ブータンの村は絵画のような趣があります。特にTrashiyangtseやTrashigangといった村は特別で、コンクリートで形作られ、功利主義的な構造が特徴的です。

ブータンの都市

  • ティンプー – 首都
  • ジェイカー(ブムタン) – ブータンの北部の行政都市で、仏教の発祥の地です
  • モンガー – ブータン東部の最大の町のひとつ
  • パロ – 国際空港とタクツァン僧院がある街
  • プナカ – ブータンの旧冬の中心地で、今でも冬季の間は、僧侶がこの地に移り住みます
  • プンツォリング – インド国境の町。西ベンガルからバスで到着する旅行者の入国地です
  • サムドラップ・ジョンカー – 南東に位置する行政都市で、インドのアッサムから入る旅行者の入国地です。
  • タシガン – 東の美しい行政都市
  • トンサ – ゾンとトンサの塔で有名な小さな行政都市